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 がんばる育休中の父ちゃん
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 <かっぱの新学期>その2
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がんばる育休中の父ちゃん

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0.56% これ、何の数字だかわかります?最近新聞で見かけたものですが、男の育児休業取得率だそうです。何と、1%にも満たないんですな。といっても、女性でも30%未満で、これを30%までに上げたいと少子化問題に絡んだ女性大臣の発言あり。まだまだ日本では育児休業を当然のこととして取る、あるいは取れる状況にはほど遠いということらしい。

かっぱのYちゃんのお父さんのS氏。去年の11月半ばから3月末までの育児休業を取って、ただ今主夫業の修業中です。本人は少し迷いもあったようだけど、いざ取ってみてかっぱのお迎えに毎日顔を出すようになって母ちゃん連中に「えらい!」「うちのパパにも見習わせたいわ」などおほめ&激励の言葉をもらい「これでよいのだ」と納得している様子。

昼間は上の子は公立保育園に、下の子はかっぱに預けているので、その間に家で片付け、洗濯、炊事などそれまであまり手をつけてなかった仕事にいそしんでいるようだが、本人にとっては「こんな大変なことを母ちゃんは毎日やっとるのか」とびっくりするやら改めて感服するやら。新鮮な驚きがはじめのころはあったようだが、それもひと月ふた月するうちにだいぶ余裕が出てきた様子。ま、そういう"仕事"というやつは、やればできる訳だし、場数をふめば自分なりのやり方というものが身についてきて、それこそ”男の自立”の基礎編はマスターできるというものだ。

それはさておき、面白い、というかいいなぁと思うのは、子どもに対する目というか姿勢が変わってくること。例えば、以前上の子がかっぱにいたころたまに迎えにきた時などほとんど立ったままで「ほら、帰るよ」みたいな。それがまだかっぱで一番小さい赤ちゃんのYを迎えに来る今は「ただいまー」「今日はどうだったかな」と子どもに挨拶して、座り込んでだっこして、ゆっくりノートを読んでという具合。

で、座り込んでいると当然他の子どもたちも目に入るし、中には「Yちゃん!」と寄ってくる子もいるし、「これ読んで」と本を持ってくる子もいるし、その間に他の母ちゃんたちとの世間話も、という訳だ。いわばかっぱという池の中にすっぽりはまり込んでみんなとのつき合いを楽しんでいる様子。そりゃぁ目もやさしくなろうというもの。なので「だいぶほぐれてやわらかくなってきたねぇ」「いい雰囲気出てるよ」と評すると「そう言われると嬉しいな」ってさ。でも「母ちゃんに言わせるとまだまだみたい」らしいが、そりゃあただ今発展途上中だもん。そういっぺんにOKにはならないよねぇ。

男が育休をとるのはまだいろいろあってむつかしいけど、S氏を見ているとやはり小さい赤ちゃんとのみっちりしたつき合いが大事なんだなとつくづく思う。そして男も変れるのだ、と改めて思う。

そこから世界が広がる。世界が違って見える。新しい自分自身に出会えるかもという楽しいうれしい”男の自立”に少しでも近づく道なのではないかと考える、子ども3人孫5人の61才保育経験29年の男なのです。私は。


PS:
「育休は無理だよ」という男性諸氏には、ならばせめて仕事も無理しないで早めに家に帰って子どもとゆっくり付き合ってみれば、家の仕事も手も出してみればと提案したい。
子どもが小さいうちにこそ出来る、見える大事なことが、家のまわりには沢山あると思うよ。

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