小規模民間保育所を考える東京連絡会
都区内に『小規模民間保育所を考える東京連絡会』という保育所の集まりがある。わずか10園ほどの保育所だが、それぞれ地域に根づいて30年前後の歴史がある。子どものことを中心に考える、働く親たちを支える、いっしょに子育てをしよ、といういわゆる”共同保育所”系の保育所たちである。 その『連絡会』では、ふだんからのお互いの交流もやっているが、年2回ほど都の子育て推進課という担当課との交渉にも行っている。行政からの助成金が頼りでもあるけど都がその時々に打ち出す保育政策の影響をもろに受けるから「一言申し上げたい」「どうして?」「何とかして」「もっと金だしてぇな」と必死の訴えに行くのである。 2001年4月から都は”認証保育所”制度を始めた。少子化対策&待機児解消策の一つということで、誰でもいつでも入れるように親たちの欲望に沿うスタイルの(駅に近い、長時間、直接契約etc.)保育所ではある。がしかし一番の特徴は、企業が保育所の運営に参画することを行政として認めたことで、それもただ認めるというのではなく、開設に当たっての資金援助までするというおまけつきなのである。保育の商品化、保育はサービス業である、と行政が位置づけたという訳。 今どきいわゆる福祉も切り売りされる時代のようだから驚くに当たらないようだが、現場で働いている人間にとってはなかなか納得できない考え方なのである。とはいえ、私たち保育室も山こえ谷こえ長いことやってきているといつでも行政からの助成金が命綱なので「”認証”にならないとお金が出なくなるの?」という心配をせざるをえない。2月の交渉の時にその点を課長に確かめると「保育室に対する援助金を打ち切ることは今のところは考えていない」という答えだったが、それだからと安心できないのは、役所という所はある日突然課長が変わって「そんな話はしていない、聞いていない」てなことが起こり得るから。 ところで、『連絡会』のうち3つの保育所は去年度”認証”になりました。"認証”になって生きのびる道を選択したのです。「私たちの保育所をなくしたくない、つづけたい」という思いを、保育者・親・卒園組、地域の人たちの協力で”認証保育所”というスタイルで発現させています。「前と同じようにやってるわよ、やれるわよ」「面倒なこともいろいろあるけど」と元気にやっているようです。 でもってかっぱがどうするか「”認証”になるべきかならざるべきかそれが問題だ」とずっと考え中なのです。今の建物だと改造しなければならない所もいくつかあるようだし、定員はもっと少なくなりそうだし、そして0才~2才限定にならざるを得ないし、13時間開所はローテーションも組めないし、かといって新しい適当な場所の目当てがあるわけでなし、それも長いことこの地域で多くの人に支えられてやってきているからこの地域を離れたところには移りたくないし… 行政には公立・認可・認証・保育室・保育ママといくつかある保育園が今や親にとってはそれぞれ選択肢の一つであるのだから、同じレベルで支える政策をとってほしい、と改めて言いたい。そうなれば、まっとうに保育の中味で勝負できる、親が安心して子どもを預けられる保育園としてかっぱが生きつづけられるのだから。 ■保育室: ■認証保育所 ※※お詫び※※
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そう。いつも思うけれど、
なんでこんなところが支持されてんだ~って
思うような古臭い保育所たち。
それでも、私は「こどもは共同の場で育てたい」と
想い、このナカの3箇所以上は見学したし、実際
あずけている。
入ってみると、ん・・。こんなもんか?という
ギモンふがつくようなつかんような。
社会の縮図そのものでした。
だから、きっと私の「夢見る何か」っていうのは
まだまだ実現していないのかもしれない。
ギブアンドテイク?
自分ができることで参加する部分も、
まだまだ何か足りないのです。
今って、ちょっとでも手を抜いちゃうと、
Posted by おんぐる : at 2 16, 2006こういう「いい場所」ってなくなっちゃうよ~と
ギリギリいっぱいなんじゃないかなぁ。
ってことで、夢みたいな話でもたくさん語り合いたい
今日この頃かな。