質を求めるのはわがままなのか?
とてつもなく久しぶりの更新です。 一番オニューな話から。 実は、在宅育児を一瞬考えるくらい、今の保育園との関わりが嫌になった3日間でした。 嫌になった理由というか、経路は長すぎるので手短にいうと、明日からのクラス替え・担当換えが、私にとってはショックだったのでした。うちの子が入っている園は今のところでもすでに26年だかそれ以上の年数続いていて、働いている人たちもベテランのスタッフばかりです。 それが、昨年のNPO法人化・将来的な認証保育園への移行に向けて、新しい人が入ったのでした。スタッフの平均年齢が高いので、それを解消するため、新しい風をいれるため、などイロイロな理由があったのでしょうが、それは園のことなのでココでは省略。 その人が、うちの子の担当になるとのこと。彼女はとても優しくて、静かで、ふんわりしていて、きちっとしていて、まじめそうで、冷静に見えて…将来、この園の保母さんとしてはお似合いだなーと思っていたのです。でもその人が、この園に来てからまだ1年(正確には10ヶ月)、保母さんになってからはまだ2年です。その人にうちの子が他5名の子ども達の担当をまかせるとなると、親の立場としては話が違います。 私はベテラン保母さんたちに、母子ともに信頼できるからこの保育園にしたんです。 不安も意義もぶつけました。 彼女がちゃんとしっかりできること。(←できない、とはいってません。)
どうしても、この自分の今の体験を、その若い保母さんに重ねてしまう。 結局、8時まで話し込んだけど、子供もまだごはんも食べていないし、慌てて帰宅したのですが、状況は変わらないので自分の気持ちも落ちたまま。同じ園の友人に電話したけど気持ちがまとまらず、うまく話ができないまま、夜になり、夜中になり、朝になり…
多分、そこが今、私にとってそういう頼りにならず、安心できない場所になりつつあるのでしょう。 話を聞く姿勢をもった人たちが集まっているので、他のお母さんたちも話し合いの場を求めて、今日も会議をしてました。でも、意義を唱えてばかりいる私はめんどくさい存在なのかなぁと、ますます居心地が悪くなり、そして距離は拡大するばかり…話は聞いてくれるし、意見は言えますが、現状はそう変わりません。お互いの納得のいく解決策を見つけた、というわけではなく、親の不安をなるべく解消できるように、スタッフが説得した、という印象でした。 話を聞いてくれてるだけでも、他の園とは違うんだ。 子供にとっては勿論、日本の社会に対応するのが相当なストレスになる私にとっても、毎日が楽しいように。同居人も「家族」の一人としてその園と付き合えるように。子供のトーチャンもかかわれるように。そう思って選んだ園だったのですが、親が園に不信感もってたらおしまいですね。 今後、どうしたらいいのか、まだ答えは見つかっていません。 とりあえずその新しい担当の人と「話し合って」いけばいいじゃない、と周りには言われています。 でも、私の問題は、私と彼女がどう、というよりも、子供の側にいる大人がどういう人か、に関心があるわけで、ちょっとずれるんです。彼女が子ども達と一緒の場面を私は見ることはないでしょう。だって、私が心配だから一度体験したいって、混ざったら空気は変わるだろうし、子供も変わるから。 まぁ、とにかくいまさら子供を退園させるわけにも現実的に無理があるし、子供も迷惑だろうから「あなたに思っていることがあるから、月曜日に伝えます。」と話していたら、脇から別のスタッフが「この人(わたし)恐いけどがんばって話しなさいねっ!言わないとダメよ!」別の脇から「前の担当でもコイツこうだったんや、話せばわかるって」というつっこみが。 なんでわざわざ私が怖い人だとか、まるで私が毎回もめているかのような(もめてません。別件です。)発言を、これから話をしましょうという時にちゃちゃいれなくちゃならないのでしょう(怒)? そうして、私は「怖い人」「めんどくさい人」「細かい人」というラベルを強化されるんだわ(涙)。 子供が時を過ごす空間の質を求めるのに、疲れてきました。 育児再考というより、育児をめぐる問題にげんなり。 皆さんは園とか学校に意義や違和感があるときどうしてるのでしょう? |


文章から血が滴っていますね。スイスで生活されたときの不条理があられるからこそ、子どもさんの事にご心配をされるのでしょう。
然し、保護者が心配して相談しているのに、チクルと相談の違いを園が理解していないことから誤解が生じています。それに、ツッコミを入れた方々の程度の低いこと!怒りを感じました。信頼関係を園と結ぶことが何よりの解決になると思いますが、その以前にシャットアウトされた怒りに共感します。
中国人の方が、悲しい事件を起こしましたが、日本社会と園の不誠実な対応が彼女を苦しめていましたね。文化や習慣の違いや親御さんの心配をもっと理解する努力を怠ったからでしょう。
ただ、うちの息子も新任で来られた方が、幼稚園のクラス担任でしたが、経験というより、その先生の資質が良い・そうでもないという違いがあるかもしれません。新任でも光っていたステキな先生でした。なによりも大事な事はスキルではなく、子どもへの愛情を見て判断しています。親の代わりになるかどうかです。ですから、何をご心配なのかをきちんとご自分で整理してから、再度、園に申し入れをお願いされたら如何でしょう?
Posted by 野崎優子=うんこ : at 4 2, 2006野崎優子=うんこさん、コメントどうもありがとうございました。
共感してもらえることは今の自分にきっと必要なことなんだと思います。
>何をご心配なのかをきちんとご自分で整理してから、再度、>園に申し入れをお願いされたら如何でしょう?
もうスタッフの変更はなさそうなので、その新米さんとやりとりしていくしか道はありません。彼女に自分の心配事を伝えるつもりです。
でも同時に、この相手に伝わっていないという
Posted by MIA : at 4 2, 2006心の傷がしみて痛いんです。
昨晩読んだ本に「今日悩んでいることは、1年後には悩んでいない」という文章を読んで、そうなんだろうなーと思ったところです。
園への思い入れが強いだけに、しんどそうですね。
大丈夫ですか?
私は今日からようやくムスコ1を預ける立場なので
今の段階で、MIAさんの心境をMIAさんの側で感じるのが難しいです。
(言いたいことは、わかるような気がするのですが)
保育園もそうなのかもしれないけれど、
小学校も新任の先生は、
だいたい中間の学年(3-4年)を受け持つような気がしました。
いきなり赴任して、クラスを任される。
それから比べれば10ヶ月という慣らし期間があっただけに
まだいいのかな?と思ったりしますが、
こういうレスが欲しいわけじゃないですよね。
ちょっと時間がかかっても、いい着地点へたどり着きますように!
Posted by くろ : at 4 3, 2006くろさん、コメントどうもありがとう。
保育園・初日はどうですか?
そう。
多分、私が園に対して思い入れが強いのが、今回の件につながっているんだと思うのです。
ここならば!と思って納得していただけあって、がっかりすることも大きかったというか。
ただ、タイトルにも書いたようにでも「質を求めるのっていけないの?」という疑問がでましたね。
「もっと良くしていこう」ではなく、「あそこやあそこよりはマシ」という考え方や基準で、私は子どもが育つ環境を選びたくない。
今の自分の生活範囲では夢のような願望かもしれませんが。
「子供が育つ環境を、親が選ぶ、ということについて」というテーマにもシフトしていきそうな事柄です。
Posted by MIA : at 4 3, 2006またそれは今度改めてブログに書いて考えてみたいです。
クラス替えして、1週間が経ちました、いかがですか。
お子さんは、元気に通っていますか?それとも登園を渋っていますか?そこから見直してみてはどうでしょうか。
MIAさんが本当にほしかった「保育の質」は、経験年数に左右されるものですか?MIAさんが安心できると感じたものは、年齢だけですか?
それだけではないと思うのに、どうしてもそこがポイントのように思えてしまいます。だからこそ、保育士さんたちも「説得」モードに入ってしまったのではないでしょうか。
異議申し立てするのは、とても大事なことです。不安を表明するのも、関係性をよりよく維持するために必要なことです。でも、日本では、とても勇気がいることになってしまっています。そんな中できちんと表明したMIAさんはすごいと思います。不満を抱えて日々過ごすよりずっといいに決まっていますもの。
MIAさんが、異議を唱えたからこそ、保育士さんたちもほかの保護者も考えることができたのですよね。
一度壊れた信頼関係を回復させるのは容易なことではありません。MIAさんの傷ついてしまった心を、これ以上悪循環に陥らせることなく回復に向けるにはどうしたらいいか、MIAさん自身が一番よくわかっているのではないでしょうか。
安全な場所で、いっぱい愚痴って怒って泣いて、そうしたら、先が見えてくるのではないかと思いますがいかがでしょうか。
偉そうなことを言ってしまいましたが、私でよければ、愚痴、聞きますよ。
Posted by ひつじ : at 4 7, 2006ひつじさん、
コメントどうもありがとうございました。
あれから約1ヶ月が過ぎるのでしょうか。まだまだですかね。
なんだか時間の感覚が麻痺しています。
息子は毎日「行きたくない」といっていますが、それは直接その担当の人のせいではなさそうですが、常に文句をいっています。その時、その瞬間は楽しそうにしているのだけど、記憶に残っているのが「いやだ」「つまらない」という言葉で出てくるって、聞いてて悲しいです。
保育園だけ、家の問題だけではないと思いますが、結局今そういうことをまともに相談できるスタッフがいません。「そういう年齢なんじゃない?」という解釈が多いですね。みんな、担当ではないのでそういう細かなところまで把握していないようです。
>MIAさんが本当にほしかった「保育の質」は、経験年数に左>右されるものですか?MIAさんが安心できると感じたもの
>は、年齢だけですか?
考えてみたのですが、たぶん、会話をしていて物足りないのがポイントのようです。他の人たちは理屈でなくても経験を話せる。その新米さんにはそれがない。そのギャップはとても感じます。
>異議申し立てするのは、とても大事なことです。不安を表明>するのも、関係性をよりよく維持するために必要なことで
>す。でも、日本では、とても勇気がいることになってしまっ>ています。そんな中できちんと表明したMIAさんはすごいと>思います。不満を抱えて日々過ごすよりずっといいに決まっ>ていますもの。
こういってもらえて本当にうれしいです。
たくさんの人たちが、この記事を読んでいろいろな反応をくれました。私の不安を肯定してもらえること、意義を唱えたことを「よくやった」と励ましてくれることはとても自分の中で次に進む力になりました。
>MIAさんが、異議を唱えたからこそ、保育士さんたちもほか>の保護者も考えることができたのですよね。
とりあえず、朝とか私が新米さんと話していると、他のスタッフがぴぴっと耳を澄ましているのがわかります(苦笑)。
その他にも、気にはとめてくれているようですが…
とにかくまるで満足しているかのように演技しなくてすんでいることが楽なので、いってよかったと思っています。
でもこれで過剰な愛着は冷めたと感じています(苦笑)。
盲目の愛ではなく、いいところはいい、だめなところはだめと冷静に判断してかかわっていけそうです。
>偉そうなことを言ってしまいましたが、私でよければ、愚
>痴、聞きますよ。
話したいことテンコモリです。
Posted by MIA : at 4 21, 2006GWが終わったら、またお店に寄らせてもらいます!
この勇気をミンナで応援したいですね!
このコラムを読んで、まずそう思いました。
それから、意義や違和感があるとき、どうしてますか
って最後にあったので先に答えてしまいます。
「園に意義や違和感を感じるときは、率直に言ってしまうほうです」
私の場合、自然と、身内とテーマを分かち合い、まず、話しやすいスタッフや他の親にワンクッションおいてから、全体に話していくことを選んでいるようです。
ただ、自分の殻から抜け出せなくて(たぶん怖くて)いるときほど、モノを言えてませんよ。
自分を整理しているうちに、時はどんどんすぎて悪循環になるのはよくある話ではないですか。
(MIAさんは、それをいとも簡単にさーっとやっていくように見えます。深く広く)
どんな人でも、視野を広げれば、お互いの立場を抜きにして「創造的に」質を求められるハズと思ってます。
ソコにいいものがあると知りながら、それを求めない
なんてありえません。それはわがままでは無いと思うのです。
また、最近学んだこととしては、「よい土を作れば、よい野菜が勝手に育つ」です。環境さえ整えてやればよいと。この場合、子供の環境は大人が作る。重要です。これからは人材を育てることもテーマなのでしょう。どうやって・・・?私にもまだわかりません。
この努力って、かなりパワーのいることと思います。
いい土が育つのに10年かかるんですよ。
最近、ワタシは覚悟する努力してます。
時間がかかるって。
で、今は不安になりすぎないこと。
ミナサンにもオススメします。
問題、問題って大きくとらえすぎず、さらっと
受け止めた状態でいいのでしょう。
わかっているようですが、あえていってみました!
Posted by 黒澤園子 : at 4 21, 2006基本的には「人ごと」なので、楽しく読みました。
病院で外科手術を自分が受けるとき、当然ながら「経験豊富な外科医」に手術して欲しいです。だから、いい医者を捜して、いろいろ廻る。
でも、今では「経験豊富な外科医」だって、昔は新米だった。新米が経験を積まない限り、「経験豊富」にはなれない。「経験豊富な外科医」が全ての手術をすることはできないし、病院側の都合としては新米にも手術の経験を積んでもらって成長してもらわないと、困る。必ず誰かが新米の医者の手術を受けないといけない。
では、「経験豊富な外科医」の手術を受けることができるのは誰で、新米の手術を受けるのは誰なのか。
書かれている情報を前提にすると、こんな例に似ているな、と思いました。
Posted by ひっぴぃ ♪♪ : at 4 21, 2006「論理的正当性」で決着がつく話というよりも、当事者間の調整とか納得とか、そして納得がいかなければ決裂(関係の解消)とか、そういう話なので、妙に現実味があり、大変だなぁ、と思いました。
MIAがんばれ〜(と無責任に声だけ応援(笑))
はじめまして。検索しているうちにこのサイトにたどり着きました。シングルマザー(私の場合は離婚です)のオノと申します。コンテンツどれも面白く読ませていただきました。
Posted by オノ : at 5 7, 2006私も子供を保育園に入れているのですが、似たような事例(経営母体変更で先生総入れ替えでした!)が起こり、とても落胆していたのでコメントさせてください。
私も色々見学したうえで決めた保育園だったし、先生もとても信頼していただけに、その決定が下されてから1年間戦いましたが、そのまま突破されました。
保育園て子供だけじゃなく、きっと親の支えであったりもするんですよね。それが運営側の勝手で「もうそう決まったから」って・・・。
たしかに新しい先生達はいい方々です。でも、そういうことじゃないんです。人に代わりなんていないのに、と思うと、なんともやりきれない。うちも先生方の平均年齢が確実に若くなったというのも不満です。
でも、黒澤さんの仰るとおり、問題はさらっと受け止めたほうがいいんだと思います。そのうち慣れていくし、自分達が新しい先生を信じて、進んでいくうちにいい関係が作れる(幸い先生たちも最大限の努力をしてくれていると思います)のだと思います。若さゆえに生み出せるパワーに、子供が触れるのもいいことだとも思います。いつもベテランに守ってもらってばかりでは社会に適応できない気もするし。
MIAさんのところとはちょっと違うと思うのですが、私も自分の中でもやもやしていたので、書かせてもらってありがとうございました。質を求めるのはわがままなんかじゃなく、権利だと思っています。過敏になりすぎず、でも黙りっぱなしでもなく、うまくバランスをとっていけるといいんでしょうね。そんな大人になりきれませんが(笑)。MIAさんも頑張ってください!長々とありがとうございました。また立ち寄らせて下さい。